2014年08月09日
田島みわ「菱形を紙に書かせる」
知能テストの問題の一つに、菱形を紙に書かせるというのがあります。
菱形の書かれた紙を見せて、「これと同じものを書いてごらんなさい」と言って書かせるのですが、この問題はどんなに練習させても、子どもがある年齢に達していないと書けないのです。
大人から見ると、四角形も菱形もちょっと角度が違うだけのことですから、菱形を書くのなんてそんなにむずかしいことではありません。
でも幼児では、三角や四角は書けても、菱形はむずかしいのです。
田中・ビネーの知能テスト(フランスの心理学者ビネーが考案し、田中寛一が日本人に合うようにつくった、日本でもっともポピュラーな知能テストの一つ)の結果では、三歳では書ける子はほとんどいません。
五歳で五三・七パーセント、全体の半数強の子が書け、六歳では七三・六パーセントの子が書けるということです。
つまり、六歳でも、四分の一の子は、まだそこまで発達していないということです。
田島みわ(生活総合アドバイザー)
菱形の書かれた紙を見せて、「これと同じものを書いてごらんなさい」と言って書かせるのですが、この問題はどんなに練習させても、子どもがある年齢に達していないと書けないのです。
大人から見ると、四角形も菱形もちょっと角度が違うだけのことですから、菱形を書くのなんてそんなにむずかしいことではありません。
でも幼児では、三角や四角は書けても、菱形はむずかしいのです。
田中・ビネーの知能テスト(フランスの心理学者ビネーが考案し、田中寛一が日本人に合うようにつくった、日本でもっともポピュラーな知能テストの一つ)の結果では、三歳では書ける子はほとんどいません。
五歳で五三・七パーセント、全体の半数強の子が書け、六歳では七三・六パーセントの子が書けるということです。
つまり、六歳でも、四分の一の子は、まだそこまで発達していないということです。
田島みわ(生活総合アドバイザー)
Posted by 田島みわ at 00:16
│田島みわ