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2016年03月06日

田島みわ「協同と正義感の発達」

「協同と正義感の発達」には段階があり、第一段階は大人の権威に依存して判断する7~8歳までの時期であり、第二段階は、平等意識が発達して、状況にかかわりなく機械的に厳格な平等を求める11歳ごろまでの時期で、第三段階は、個々人の欲求や特殊な事情を考慮して平等を求める12歳以後の時期である。

苦痛や罰をさけるために、権威に服従し、規則に従う。

報酬や利益を得るために同調する。

自己の欲求の満足を求める。

他者からの承認を求める。

そのためによい子への志向をとる。

与えられた規範を尊重し、社会秩序を維持する志向。

自己の義務を果たす。

公平な他者、民主的で受容できる法に対して同調する。

自ら選択した正義や良心や人間の尊重性を基準にする。

このような段階があることを教師が知らずにいると、子どもたちに年齢不相応な期待をかけて混乱させたり、負担を重くしたりしてしまう。

田島みわ(生活総合アドバイザー)


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