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2014年04月20日

田島みわ「愛はもともとアンビバレントなもの(二)」

もうそのこと自体をすっぽりと自分の心で受け止めてしまい、憎らしいとか悔しいとか不満であるという感情が起きたときに、〈これは自然なことなんだ〉と丸ごと認めてしまうのです。

そのうえで、これは私が彼を真剣に愛している証拠なのだ、というふうに考え直すわけです。

考えてもみてください。

憎い、殺してやりたいくらい憎いと思うのは、それだけ愛が深い証しであって、もしその人に対してどちらでもいいというちゃらんぽらんな気持であれば、とりたてて憎しみなどは湧いてきはしないはずです。

ただ、そういう感情に振り回されることは、大人の女性としてはやはり考えものでしょう。

憎しみの感情が湧いたらさっさとそのエネルギーを仕事や学びにふり向けたりして、現実にはあまり半狂乱になってしまいませんように。

その知恵をつけることが女の歴史だと言えるのではないでしょうか。

田島みわ(生活総合アドバイザー)




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Posted by 田島みわ at 01:28 │田島みわ